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不惑

色々と揺らいでいる。足元ガタガタだ。


唐突だが、神様は自分の中にいると思い込んでいた。
だから私には宗教は必要ない。
傲慢にも善悪の判断くらいは自分でつけられると思っていたのだ。
その時々において、どの判断が自分の神様の決めたルールから逸脱しないか、そんなことを
考えながら、自分の行動を規制してきた。
いつの頃からかわからないが、死ぬ直前に自分の人生を採点する瞬間が来るのだと何の根拠もなく
そう思っていた。
その時は身贔屓なしで客観的に冷徹に厳しい目で採点できるものと、これまた根拠もなくそう思っていた。
私は、点数というものに弱い。
恐らくプライドが高いせいだろう。
これまで点数をつけられるような状況下では、できうる限りの努力をしてきた。
点数という指標がなければ、さほどの努力はしなかっただろう。
なので、自分の人生に点数をつけるとなったら、当然良い点数がほしい。
私は10代の頃にボランティアについて考えることを放棄した。
自分の手に負えるものではないとあきらめたのだ。
これは減点対象だ。
私はしょっちゅうスピード違反をする。
これも世間的には減点対象だろう。
ただスピード違反は自分の中ではそれほどの罪悪感はない。
私の中の神様は実は非常に身勝手で社会性に欠けるところがある。
いずれにせよ私はもう自分に満点をつけることができない。

ここ数年で私がおかれた環境は激変した。
自分の中の様々な正義、道徳、倫理観もあやふやになりつつある。
そもそも道徳や倫理観などは時代や社会によって形を変えてしまうところがある。
今の社会のそれは、今の社会でしか通用しないだろう。

たとえばご先祖様を大切にしなさい、という教えがある。
無条件にそういうものだと思い込んでいたのだが、5代も10代も前のご先祖様が、自分という
存在の事を真剣に考えたことはなかっただろう。
少なくとも自分は、自分に子供ができたとして、その数代先の子孫から慕われたり、自分の存在を
ありがたがったり、考えてほしいなどとは全く思わない。
子孫繁栄という言葉があるが、私にとってその言葉が全くリアリティがないのは、今現在私に子供が
いないためだけではないように思う。
恐らく数代前の方々もそうだったのではないだろうか。
自分の人生を必死に生きて、子供を作り育て、死に、無に帰って行っただけだ。
死を無に帰る事と定義すると、生前の関わりのみが重要なのではないか?そう思ってしまうのだ。
ご加護という見返りが期待できないから、重要視しないとかそういった次元ではなく、
数世代前の彼らもまた、自分と同じように生きて死んだというだけの事で、そこには自然の営みだけが
あったという事なのではないかと思うのだ。
これは宗教の問題だろう。


長じてから自分の親を客観的に観察すると、正直人の親足りうる資格があったのか疑問だ。
私は子供を作るのが怖い。
いうまでもなく、動物として生まれてくる子供を、人間として一人前に仕立てあげるというのは
大変な一大事業だ。
当然、作ったからには、膨大な労力と経済的負担を強いられることになるという覚悟が必要で、
かつ自分には子供の見本となるべき行動が求められるだろう。
私の両親には、私を生み出す時、そうした覚悟があっただろうか?
親孝行はして当たり前の事だ。
それを暗に強制するのは野暮というものだろう。
私の両親は、親に向かって、という言葉が口癖だった。
頻繁に切られるそのカードの前で、私はなす術がなかった。
だから私は、自分の子供には強引に頭を抑え付けるような、その言葉は絶対に使いたくないと
考えている。
こうした諸々の事を踏まえてなお、自分は子供を作り育てることができるのか?
正直今の自分には分からない。
だが今の自分には先延ばしできる時間もなく、恐らく1,2年のうちに決断しなければならないだろう。


私は色々な面で行き詰っており、余裕がない。
加えて、盤石だと思っていた地面は、マクロな視点で見ると、流動するマントルの上で揺れ動く
薄皮一枚程度の脆弱なものだった、ということに最近気づいてしまったのだ。

私は自由になる必要があるのだろうか?
自由にしていいのだろうか?
正しく生きるとはどういう事か?
正しい必要は多分あるのだろう。


今年は1曲も曲を作れなかった。
20の頃からPCで曲を作り続けているが、これは初めての事だ。
来年はできれば音楽に集中できる時間を作りたい。
残念なことに、さしたる才能もないのに、これにしがみつくことはやめたくないのだ。

私はもうじき40になるというのに、不惑という境地には程遠いところにいる…
独り立ちすらかなわない有様だ。
心細い年末だ。
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